留学先で必要な〈バレエ英語力〉を身につける3つのポイント

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あなたのバレエ上達ナビゲーター
バレエスタジオDancingFUNの長岐です。
 
バレエ英語
 
英語を学ぶ上でよく「読み」、「書き」、「話し」、「聞く」の4つの能力に分けられますね。
 
私が学生の頃は、「読み」がもっとも重視される傾向にあったのではないかと思います。
 
理由として、
・テストで問題を出しやすく採点しやすいから、とか
・先生が英語が話せないから必然的に、とか
 
色々言われていました。
現在の英語教育も変わらずでしょうか?
 
そもそも英語の習得には、4つとも必要ですよね。^^;
 
なんて言うと元も子もないですが、日本語に置き換えても、読めるけど書けないとか言っていたら、言語運用能力としては不十分ですよね。
 
英語でもそれは同じ。
4つとも必要です。
 
という大前提は押さえてた上で、ことバレエのレッスンで、と限定すると優先順位が出てきます。
 
では、質問です。
4つの力のうち、レッスンの現場でもっとも必要な能力は何でしょうか?
 
聞く
 
はい、「聞く力」です。
 
「聞く力」が十分でないと、教師の英語での指示をその場で受け止め、身体に反映させることが出来ません。
 
仮に、あなたに直接、動きを修正するための指示を出してもらえたとしても、聞けてない分情報が落ちてしまいます。
 
すると、教師が言ったことと生徒(あなた)がやっていることの差が大きくなるので、教師が期待した修正ではなくて「なんちゃって修正^^;」になってしまいます。
 
この状態のまま1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ…
上達のスピードアップを図ろうと思っていても十分には出来ませんね。
 
独学的になってしまうので前回指摘したB→Aになってしまいます。
 
では、どうやって「聞く力」を身につけるか?
 
ただ身に付けるなら、ひたすら「聞く」練習をすればいいのです。バレエの従来型のレッスンと同じです。
 
ちなみに、バレエ教師の「出来るまで繰り返しなさい」という指示は「事実上の独学」なので、教師としての指導力が問われてもおかしくないです。それは置いといて。。
 
限られた時間の中で、少しでも高いレベルに達することを望むなら、「ひたすら繰り返す」とは違うことをする必要があります。
 
より効果的な学びが必要なのです。
 
どうやって?
 
バレエ英語
 
ここからは、「バレエのレッスンで役立つ英語」という意味で〈バレエ英語〉という言葉を使います。
 
〈バレエ英語〉は、普通の英語とは違うし、バレエのステップ名を並べたものでもありません。
 
〈バレエ英語〉は、バレエ教師が英語でレッスンを進める際に良く使われる単語と表現、慣用句などのことです。
 
ステップについては、フランス語が多用されるし、慣習として英語が使われることもあります。
 
体の部位も若干のフランス語と多くの英語が使われることでしょう。
 
でも、体の部位や解剖学の用語は、レッスンの中で頻繁に出てくるけど特定の用語に偏っています
 
分厚い解剖学の本を読破するのと比べたら、まあ、いつもだいたい同じ用語が繰り返されるということです。
 
なので、身体全部ではなくレッスンで多用されるところを優先的に学べばまずはOKです。
 
表現や慣用句についても同様です。
 
そういった特徴を押さえた上で、レッスンで使える「聞く力」を身につけるための〈バレエ英語〉をどうやって効果的に学んだら良いでしょうか?
 
ポイントは3つあります。
 
この3つを押さえれば、まず間違いなく、留学先で〈バレエ英語〉で困ることはありません。
 
逆に言うと、〈バレエ英語〉を学んだはずなのに教師の指示について行けないとしとたら、この3つのポイントの内、何かが欠けているはずです。
 
その3つとは、
 
1. バレエの知識
2. 〈バレエ英語〉
3. 子音を聞き分ける力

 
です。
 
順番に説明します。
 
 
【1. バレエの知識】
 
いきなりですが、人間の脳は知らないものは認識できないそうです。
 
たとえば、初めて日本を訪れたフランス人と日本で生まれ育った日本人が、真夏に家の中で会話をしているとします。
 
日本人は家の何処かで風鈴が鳴っていることに気づくけどフランス人は気づかないそうです(風鈴を知っているフランス人は別です^^;)。
 
「り〜ん。り〜ん。」という音は、二人の耳に届いているわけです。
 
でも、その正体を知っている日本人は風鈴があることに気づくけど、フランス人は気づかない。
 
なぜなら、日本人はもともと風鈴というものを知っているから音を聞いただけですぐに気づく。
 
でもフランス人は風鈴というものを知らないので、ただのノイズが聞こえるだけで、そのノイズが耳に届いたとしても、風鈴という具体的なイメージは思い浮かばないということです。
 
いまあなたの周りを見回してみてください。
 
眼に入るものは、すべて知っているものばかりですよね。
 
バレエも同じです。
 
もともと知らないバレエのステップ名を聞いたとしても、それがどんな動きなのか、ポーズなのか、具体的にはイメージ出来ない。
 
だから、レッスンでその動きをするように言われても(聞き取ることが出来ても)、期待された動きをすることは出来ないということです。
 
たとえば、「ラクルシーにして」と言われたらどうしますか?
 
「ラクルシー」をそもそも知らなかったら、教師が期待した通りの動きはできませんよね。
 
「バレエの知識」が豊富にあればあるほどこの状態になる可能性は低くなります。
 
なので、そもそも日本語でのバレエの知識の量が多ければ多いほど、聞く力はアップすることになります。
 
どうやって、バレエの知識を増やすかはここでは触れません。少なくともレッスンの反復は助けになりません。反復では増えませんからね。
 
 
 
【2. 〈バレエ英語〉】
 
バレエのレッスンでは、同じような表現が繰り返し出てきます。
 
たとえば、
膝を伸ばす
肘を伸ばす
足指を伸ばす
背中を伸ばす
足首を伸ばす
首を伸ばす
など。

 
これは個々に学ぶのではなくて
 
〜を伸ばす
 
という言い方を学んで「〜」のところに伸ばしたい部位の単語を入れれば良いわけですね。
 
バレエでの身体の使い方に関する指示は、ある程度決まっています。
 
一般的にも使う表現の中から選ぶと次のようなもの。
〜を曲げる・伸ばす
〜を縮める・伸ばす
〜を引く・押す
力を入れる・力を抜く
〜を保つ
〜しないで
〜したまま●●して

 
バレエのレッスンでしか使わないような表現は次のようなもの。
カマ足になってる
カマ足を伸ばして
骨盤がタックしている
もっと引き上げて
肋骨が開いている
肋骨を閉じて
お尻を締めて

 
バレエのレッスンでよく出てくる用語は次のようなもの。
足指
つま先
カマ足
逆カマ足
引き上げ
骨盤のタック
膝曲がり
などなど。

 
同じ部位でも、動きの速さや方向、関節の角度が違うと別物になるのでそれぞれを使い分ける必要があります。
 
ここにバレエの用語がフランス語と英語で入り込んできます。
 
TOEICで900点を取るよりは簡単かもしれませんが、無防備なまま〈バレエ英語〉が飛び交うレッスンを受けてしまうと、上達には繋がりにくいことは間違いないですね。
 
いま、TOEIC900点よりは簡単と書きましたが、実際〈バレエ英語〉の習得はメチャクチャ大変というわけではありません。
 
上記のような用語や表現に正確に反応できるように事前にトレーニングしておけば、十分習得可能です。
 
〈バレエ英語〉で問題となるのは、準備なく留学し、現地のレッスンを受けながら何となくそういう意味だろうとか、他の生徒の動きを真似て既成事実的に定義化してしまうことで、精度が低いレッスンになってしまうということです。
 
もちろん、慣れるまでのあたふたしている期間は、バレエの上達という点ではかなり無駄になっています(人生経験という点では学びが多いかと思いますが)。
 
したがって、留学開始時点での〈バレエ英語〉の運用能力が、スタートダッシュに大きく影響するし、怪我のリスクを下げつつ、留学前より早く上達し続けるために必要なものとなります。
 
 
子音が抜け落ちて聞こえる
 
【3. 子音を聞き分ける力】
 
英語と日本語の大きな違いの一つに子音と母音の違いがあげられます。
 
すごく荒っぽく言うと、日本語は母音重視で、英語は子音重視です。
 
そして、日本人がバレエのレッスンで教師の指示に反応できない最大の理由がこれです。
 
「L」と「R」が聞き分けられないとか言いますが、それもここに属する問題です。
 
でも、問題はそれだけではありません。
 
日本語に慣れていて英語に慣れていない生徒が、いきなり英語の指示を聞くと何が起こるでしょうか?
 
英語の指示を、日本語を聞く時と同様に母音重視で聞きとってしまいます。
 
すると、子音が抜け落ちて脳に届くのです。
 
ただでさえ英語での用語や表現に慣れていないところに来て、子音が抜け落ちてしまうので、待っているのは
 
棒立ち
 
です。
機転が利く生徒なら、他の生徒の動きを真似ながら事なきを得るかもしれません。ε-(´∀`;)ホッ
 
でも、教師の言葉を直接受け取ることは出来ていないので、一次情報として学ぶことは出来ません
 
英語にも当然母音の使い分けはありますが、この段階で必要なことは、真っ先に子音を聞き分けられるようにしてしまうことです。
 
これが出来ると、知っている単語やフレーズははっきりと聞き取ることが出来ますし、知らないものでもとりあえず聞き取れてしまいます
 
知らない単語は、聞いた瞬間は意味不明かもしれませんが、音として聞き取れているので、後から推測したり、友だちに聞いたり、辞書で調べたり、フォローしやすくなります。
 
でも、子音が聞き取れていないとこのどれも出来ません。なので、
 
棒立ち
 
になってしまうのです。
 
対策は、絞りに絞るとこの「子音の聞き分け力」を高めておくことです。
 
どうやって?
 
英語の子音は約25個あると言われています。日本語の子音は約16個です(母音はもっと多いんですが、ここでは置いておきます)。
 
数で見ると英語の方が倍近くあります。
 
ということは、日本語では使わないような子音もバンバン出てくるわけです。
 
バレエのレッスンが始まってから聞き分けようとしても遅過ぎなわけです。
 
事前に聞き分けられるようにトレーニングしておくことで、聞き逃しを大いに減らすことが出来るようになります。
 
で、どうやって?
 
座学的にそれらの違いを解説しても、レッスンの現場では殆ど役に立たないでしょう。
 
バレエを学ぶ生徒にオススメなのは、子音を体全身で覚えてしまうことです。
 
こうすると何がいいか?
 
ある子音が耳に入った時に、体全身の感覚として思い出されるので、聞き逃しがしにくくなります。
 
もともとバレエを学んでいる生徒は、そうでない子どもと比べた時、身体感覚に優れている可能性があります。
 
この得意な(優れた)身体感覚を使うことで、子音の記憶を定着させやすくするのがポイントです。
 
 
【補足:身体感覚とは】
人間は何かを学習するとき、主に3つの感覚を使うと言われています。
 
1. 視覚学習者
2. 聴覚学習者
3. 身体感覚学習者

 
1. 視覚学習者
目で見て得る情報(形、色、大きさ、動きなど)を通して学ぶタイプ。
 
2. 聴覚学習者
耳で聞いて得る情報(音、言語、音楽など)を通して学ぶタイプ。
 
3. 身体感覚学習者
体で感じる情報(触覚、深部感覚、運動感覚など)を通して学ぶタイプ。
 
この3つを均等に使うのではなく、個人によって優位な感覚が異なるとされています。
 
バレエのレッスンは、多分に身体感覚的なので、英語の子音の習得にこの身体感覚を使うと効果的という考え方を採用します。
 
 
 
【まとめ】
 
海外にバレエ留学して、英語でレッスンが進む場合に、〈バレエ英語〉を聞き取れるようにしておくことが、バレエ留学を有益なものにし、上達のスピードを高めるためのカギを握っています。
 
そのためには、
レッスン中教師が発する〈バレエ英語〉にその場で正しく反応出来るようにしておくことが必要です(「なんちゃって修正^^;」はダメ)。
 
そのためには、
自分の体の動きやポーズを正しく変えられるように「聞く力」を十分に高めておくことが必要です。
 
そのためには、
下記3つのポイントを押さえておくことが必要となります。
 
1. バレエの知識
2. 〈バレエ英語〉
3. 子音を聞き分ける力

 
そのためには、
一般の英語力ではなく〈バレエ英語力〉を高めておくことが肝要となります。
 
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  • 2015 10.14
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